CRAZY WEDDING Executive Producerオア明奈さんに学ぶ 意志を持って人生を歩むための「理想をカタチにする方法」

更新日:1月9日

今回は、CRAZY WEDDINGでExecutive Producerとして活躍しているオア明奈さんをお迎えし、「自分の好きを仕事にするまで」のストーリーと、「意志を持って自分の人生を歩むために必要なマインドセット」「理想を実際にカタチ(=現実化)していく方法」についてお話頂きました。

第2部では明奈さんに加え、女子未来大学ファウンダーの猪熊も参加して会場の皆様からのご質問にもお答えしました。


第1部講演「意志を持って人生を歩むための「理想をカタチにする方法」


CRAZYでプロデューサーをさせていただいておりますとオアと申します。簡単に自己紹介させて頂きますと、前職はウェディングとは全く関係ないコンサルティングファームにいました。


自分自身の結婚をきっかけに、世の中における結婚式の制約や、自分の思うような結婚式をどこでやろうか、自分でやろう!というような形で、ウェディングという可能性に私の人生をかけてみたいなって思ったのが、CRAZYという場所やCRAZY WEDDINGを知ったきっかけです。

約3年半経ちましたが、ウェディングのプロデュースだけでなくこのような講演会ですとか、外部向けの研修であったり、メンバーの採用、今では法人向けの周年向けイベントのプロデュースを行わせて頂いております。


今回「意思をもって人生を歩むために、理想を形にする方法」というテーマをいただき、確かに私自身、理想を形にすることや意志を持つということを意識して日々過ごしているところもあるので、みなさんが理想をどうやって形にしようか迷っていたり、悩んでいたところに、こういう方法があったんだなという気づきを持って帰れる時間になれればと思います。今日は、一人一人にとって「私の理想の人生って何だろう」と考えるきっかけになる時間になればと思って構成を組みました。



私はCRAZYには個人事業主として関わっていまして、私の人生を紐解くために重要なので少しCRAZYについてもお話します。

一番始めに、2015年に私がCRAZYに入った時にこんな社会にしたいな、こんな社会を作りたいな、と思っていたものを紹介したいと思います。



あれがしたい、これがしたい、あんな風になりたい。

理想はいつも手が届くところにあるのに

それでも自分はできないんじゃないか、やるべきではないんじゃないか

そんな小さな自分と戦う時がある

はるか先にある気がして、足がすくむときもある

それでも愛おしい自分の人生

できるかできないか、ではなくやるかやらないか


可能性は自分が信じた分だけ広がる

踏み出せばいつだって世界は変わると、私は知っているから

勇気をだして挑んで、理想を自分の手でつかみたい。


大丈夫。人生は驚くほど順調で美しい

何も疑わずに全力で自分の理想を生きよう



これは私が私に投げかけた言葉でもあるのですが、すごく自分の中で悩むときもあるし、自分の小ささに落ち込むこともあります。今でも毎日のように落ち込むこともあるのですが、それでも理想を生きたいという欲求に正直に今を生きているなって思っているので、理想を形にするという背景をお話しできればと思います。



私が働いているCRAZYという会社は、CRAZY WEDDINGという結婚式のイメージが強いと思いますが、実はヒューマンビジネスカンパニーと銘打って人間性と生産性の両立を組織という形で実現していく会社です。2012年に創業して7年目に入った会社ですが、約90名の社員で事業を行っております。

このCRAZYの社名の由来は、世の中にある常識やしがらみ、それがクレイジーだとするならば、私たちが今やっている組織という形をいつかはスタンダードになる未来を信じて、CRAZYという冠をつけてたくさんの事業をしています。iPhoneのように、この組織の事業がいつかはスタンダードになることを目指して展開しています。


会社の定義も違っていて、CRAZYは一人一人がこう生きたいという個性を集った集合体として組織を再定義をしています。会社が従業員と雇用者みたいな主従関係ではなく、フラットに組織運営しているのがCRAZYです。

もともと、UNITED STYLEっていう社名で創業した通り、スタイルをもった個人がユナイトすることで組織を作っていくというのがスタートです。


私たち「理想を再定義する」というのをとても大切にしています。私の根底にあるものもこの考え方に沿っているからCRAZYで生きていくことを私は選んでいます。

実は9月4日にビジョンを変更しました。「CRAZYって何屋さんなの」って聞かれることが多かったのですが、以前のビジョンよりももっと皆さんに親しみやすく、全員が納得して語れるようなビジョンにしようということで、「世界で最も人生を祝う企業」をCRAZYだと再定義しました。

ウェディングだけでなく人々が人生を愛せる、この人生でよかったと思える、人生を豊かに生きたいということに対して、我々はソリューションを提供していくというのがCRAZYのビジョンです。個人と法人を祝う企業として、事業を展開していくそういう会社なのだなと知って頂ければと思います。


CRAZY WEDDINGはオーダーメイドウェディングとして2012年にスタートしました。レストランであっても、森の中であっても、個人のこれまでの愛すべき人生を表現していく。全て違うコンセプト、全て違う装飾で、完全オーダーメイドで作っていく、それが私達CRAZY WEDDINGの結婚式です。


私の担当した結婚式は、どの結婚式の方も鮮明にお話しできるくらい1件1件愛情込めて作らせて頂いています。このCRAZY WEDDINGのポイントが、パッケージ化されて安心安全なお披露目の場という結婚式から、結婚式は人生の大切はライフイベントになるはずだと理想を再定義するところからこのビジネスモデルを作りました。なので、箱を持たず、お二人の個性、ヒアリングを通じて、伝えたい人生のメッセージから紐解かれた結婚式をつくり、お二人が表現し、それを愛する人たちに見て頂いて人生を承認できる場を作っていくというのがCRAZY WEDDINGの大前提になります。


ただおしゃれな結婚式ではなく、一番の肝はお二人自身が人生と向き合うプロセスがある、というのがCRAZY WEDDINGのポイントになります。始めは社員が28人くらいのタイミングだったので、CRAZY WEDDINGと言ってもそれほど世の中に認知されていないタイミングでした。今は一つ一つ認知が広がり、想像も出来なかったくらいすごいスピードでたくさんの方にこのブランドは愛されているのだなと感じる日々です。



そんな私たちが表参道にIWAIという箱を持つ決断を致しました。新しい形の結婚式を提案するためです。私たちは箱を持たないのがアイデンティティーだったので、あえてこの箱をもつ決断をしたのが、今のままでは結婚式を挙げる方が減っていく一方だと思った社会の現状からです。


実は年間60万組結婚しているのですが、30万組しか結婚式をしていません。残りの30万組の方は、やる意味がないからやらないという決断で結婚式をやっていないのです。ですが、今の結婚式はやりたくないと思っている方がこれならいいなと思える結婚式ができないか、ということで再定義から作ったのがこのIWAIという場であり、サービスでもあります。結婚式をもっと自由にということで、お祝いの新しい形、結婚式だけでなく、結婚式を節目に、むこう3年間を会員制で使用して頂ける、1年後のアニバーサリーでしたり、3年後にある親御さんの80歳の誕生日をこの箱でお祝いをして頂けるような、ライフステージにお祝いを取り入れる。その新しい価値観を結婚式から始めていくようなそんな結婚式を再定義して作る場所です。来年の二月にオープンします。


こんな感じでウェディング事業に特化しながら、人間的に生きられる世の中を目指すためにオーダーメイドの結婚式と、IWAIという二つのブランドを個人のお祝いに向けて提供しています。そして法人のお客様に対しては、CRAZY CELEBRATION AGENCYと書いていますが、会社にとっても10周年とか、名前が変わるという節目になるタイミングでお祝いするケースが沢山ありますが、組織における文化を作り、組織の課題を解決するきっかけになるお祝いを我々の方でプロデュースしております。


ぜひ皆さんの会社における節目も、タイミングを生かしてもっと理想の組織を作っていく、というきっかけになる可能性もあるので、そのタイミングでもクレイジーがお役に立てることがあるのではないか、前職のコンサルの経験も活かしながら、プロデューサーとしてこちらの事業にも関わっています。




この人生でよかったと心が震える瞬間を私の手で生み出したい


では、私のパーソナルストーリーなのですが、実はいろんな生い立ちから今この仕事を人生をかけた事業にしていくということを感じた背景があります。


私は1985年生まれでもうすぐ33歳になります。11歳離れた姉がいます。そして9歳離れた兄がいました。私は兄が7歳になる時に病気で亡くなった一年後に生まれます。

小さい頃から「なぜ私は生まれてきたのだろうか」「おにいちゃんが死んで私が生まれる意味って何だろう」っていうことを考えていました。自分の存在意義を求め続けた幼少期があったのです。いつも不安でした。私ではなくお兄ちゃんのほうがよかったのではないか、みたいなことを小さい時ずっと考えていました。


そんな私が一つの節目を迎えたのが就職活動のタイミングです。私の前職の会社は同期150人くらい採用して入ったのですが、私はとくにコンサルタントになりたくて入ったわけではないのですが、「とにかく力をつけたい」というのが私の就活の軸だったのです。どこにいっても流されない自分になりたい、いつか起業する力をつける、という目的でこの会社を候補としていました。


この会社で出会った人事の人に自分の生い立ちを話すきっかけがあり、その時に初めてそれを受け止めてもらって、「もう明奈の人生十分頑張ったんじゃん?だから誰かのために生きるのではなく、お前はお前の可能性を信じて、好きなように生きたらいいと思うし、それをお前が信じないのなら俺が信じるから自分の人生懸けてこれをやってみないか」みたいな話をしてもらったときに初めて自分の可能性を自分より信じてくれる人に出会って、こんな人生生きたい、誰かの人生を信じられる人になろうと、この会社に決めました。なので、私自身が自分の可能性を疑い続けてきたからこそ、誰かの可能性を信じる側に立つ、そんな生き方をしようと決めたのが就職活動のタイミングです。


そして、もっと広い世界を見たくてミスユニバースに26歳の頃出場しました。モデル経験はなく、華やかな世界に自分が対抗できるとは思っていなかったのですが、私の大学時代の友人がミスインターナショナルの日本代表になったのを見て、この社会以外に自分がどこまでいけるか試してみたいと思ったのが出場理由です。3週間くらいの期間で仕事終わりに走りこんだり、食事制限のために自炊したり、仕事をしながら体質改善やプレゼンテーションの準備等をしていました。

日本代表になることはできなかったですが、一歩踏み出せば世界は変わるということに気づけた経験です。世界は広くて飛び込んでみるチャレンジ精神の大切さを感じました。



このような経験をしながら社会人生活を送り、28歳で国際結婚しました。彼と出会って結婚式をするときにアイルランドと日本で二度挙式を挙げようと予定していたのですが、誰かに頼んで結婚式を挙げるイメージがわかず、こうしたいああしたいという思いがあったので自分でやってしまおうと思ったのが自分の結婚式にかかわった一番のきっかけです。自分の思いを込めた企画書を作成し、様々な会場に持っていきました。その時を機にCRAZY WEDDINGを知りました。


創業者の山川と知り合い、その中でCRAZY WEDDINGの魅力に惹かれ、ここで自分の人生掛けてみたい、と直観で感じたんです。その日に山川と日程を合わせて三日後に話し合い、一週間後に辞表を出し三か月後には退職をしました。私のスピードキャリアチェンジです。

ずっと好きだった会社を辞めるきっかけになった一つの理由が、力をつけたいと思っていた私がこの力をどこで発揮すれば良いのかと疑問に持ち始めたこと。私は自分の才能、価値観、センスを表現していきたいと思っていたのですが、センスを持っていなかったのでクリエイトな人間ではなくビジネスの方があっていると自分で思い込んでいたんです。しかし結婚式に触れたときに、この場で自分の才能を生かせるのではないかと思いました。



それから約3年間プロデューサーとして結婚式を作る側にいましたが、毎日のように泣いて笑って、お客様と一緒に人生を紐解きながら仲間と一緒に最高の結婚式を作っている、この瞬間が幸せだな、と思うような毎日を生きています。時には、結婚式とは違う場のビズリーチの周年イベントを任せて頂いたのですが、最終的には全て同じだなと思いました。


個人か法人か、どっちでもいいのですが、こんな人生を歩みたい、こんな組織にしたいというのを一緒にヒアリングさせて頂きながら、だったらこういう体験をして体感をして、こんな感情になったらもっとみんなが向かっていく方向が一つになるんじゃないか、ということを提案してプロデュースさせて頂いているのが私自身の今になります。



ということで、私が作っている結婚式は、一人一人が「この人に出会えて良かったな」「この人生でよかったな」と思う一日を結婚式という形を通して世の中に広めていきたいなという風に思ってやっています。


それは私自身が存在意義を求め続けて、「私この人生にいてよかったのだろうか」って考えた私だからこそできるんじゃないかな、ということをCRAZY WEDDINGに出会えて私は確信をしています。お客様にとって、人生を祝うこと、人生を承認すること、人生って素晴らしいなって思えることを私から伝えていく。


そんな私自身は、一人でも多くの人がこの人生でよかったと心が震える瞬間を私の手で生み出したいというのが自分の中の信念です。だからこそ、私自身がこういう人なのだということを自分がブランドになる生き方をしていこうと決めて、このCRAZYという場所で存在価値を発揮していこう、と思って働いています。



自分の理想をつかむために意志をもって信念を貫く


今日、自分ブランドに興味があって来た方もいらっしゃると思います。私も始めからこれをしようと思っていなければ、こういう風になるとも思っていませんでした。ただやりたいことや自分の信念を貫いているうちに、「明奈さんってそういう人だよね」って周りが認知できるくらい徹底することが自己ブランディングする上でとても大事なんじゃないかという風に思っています。


自分が思っている理想を実現するために、どんなスキルやマインドセットがあるといいのか、ということを私なりに紐解いて4つのポイントにまとめてきました。

自分と向き合うのってなかなか難しかったり苦しかったり、この方法でいいのかな、って迷ったりすると思います。私も結構自分自身の自己啓発にはいろんな苦労をしてきました。なので、その中で見えてきたやり方をこの4つにまとめています。

  1. 誰よりも真剣に人生に向き合う

  2. 徹底して振り返る

  3. 譲れない信念を日々貫く

  4. 計画的に日常を離れる時間をとる

という風にまとめていまして、一つ一つどうゆう背景があるかということをお伝えできればと思います。


まず一つ目の“誰よりも真剣に人生に向き合う”というところですが、私の中で理想をつかむために何をしてきたかっていうと、今をとにかく懸命にやってきたというのが私の最終結論でした。今この瞬間が理想と思いたくない、妥協なく今を生きているというのが私です。CRAZYの中で私ってどうゆう性質ですかって聞くとだいたい9割くらい、基準が高い、という答えを頂きます。その基準って何かっていうと、私の中では自分が良しと思えることだと思っていて、誰が何と言おうと私の中で自己完結しています。これは素晴らしかったなって思えなければそれは基準を下回ったという風に思っていて、誰よりも今を懸命に生きていて今を最大限努力する、ということをやってきています。



二つ目、“徹底して振り返る”については、私、振り返りが趣味なんですね。振り返りしなかったらストレスがたまるくらい振り返りをする時間が一番幸せな時間って思っているのですが。どんなふうに振り返っていたかっていうと、まず理想を描くところから始めています。みなさんライフプランを描いていますか?私は新卒で入社した時から1年後3年後5年後10年後、こんな人生を歩んでいたいっていうのをライフプランに描いてきました。

どんな仕事をしていて、どれくらい収入があって、どこに住んで、どんな人たちに囲まれているのか、どれくらい鮮明に書いていたかというと、27歳で国際結婚っていうのを22歳で描いていました。別にそうだから叶ったっていうわけではないけれども、引き寄せは絶対にあるなって思っています。それと、毎年テーマを決めて今年はこんな人生をやろう、こんな風なスキルをつけよう、ということを年頭所感として書いて宣言するのをやっています。

あと、CRAZYは3ヶ月が1シーズンなので、毎シーズンのテーマを決めて「私はここに向かっていくのだ」という理想を描くところから振り返りをしていかないと、振り返りもただのダメなことを見つける時間になってしまって。だから面白くないんじゃないかなと思っています。


振り返りは自分を褒めるためにやって頂けたらなと思っていて、理想を描いて、どれくらい近づいたかっていうのをやっています。タームとしては、日次、週次、月次、シーズンと、たくさん振り返っているのですが、日次でやっていたのは前職の時です。

毎日日報を書き続けていたのですが、日報って普通みんな書くじゃないですか。私の中の日報はかなり目的を持ってやっていて、自分自身の内省と、業務報告、全社員に私ってこういうことをしています、ということをみんなに知ってもらえる機会として、普段目の届かない幹部の人たちにも私を見てもらえるように自己発信していました。


1ヶ月のタームで何をやっているかというと、できたことを書き出して、自分を褒めるということをやっています。ぜひみなさんも、振り返りの時、できなかったことばっかり振り返るのはお勧めしないです。むしろ出来たことばかり振り返ってもらえれば、書き留めて自信貯金をして、「よしよし大丈夫進んでいる」って思うことが振り返りを続けるポイントです。

できるようになったことやできなかったことってあるのですが、事実だけでなくその要因まで振り返ることが私の中で大事にしていることで、何故でできなかったのか、それは自分自身の甘さなのか、もしくは協力を得られなかったことなのか。成功要因と失敗要因と書いて、何故できなかったのかという要因の振り返りにとても時間を掛けており、それを私は10年間続けています。


とても泥臭いのですが、そうゆうものを蓄積するものとか、私はこういう風にできたから大丈夫と思えるようになったなと思っていて、やることにより自信をつけていくという感覚です。



2015年のCRAZYに入社した時の年頭所感を持ってきました。


私はなぜこの生き方を選んだのか。安定や恵まれた環境を捨てろ。それは自分の可能性に寄り添い続けて生きると決めたから。自分がどこまでできるのか、やってみたいという情熱を抑えられなかったから。

2015年、まずは学ぶところから。何もしてない自分だからこそ、素直に謙虚に、そしてオープンマインドで、かっこつけずに愚直に泥臭くやる。やめるときに7年間お世話になった上司が言ってくれたこと「明奈なら大丈夫、どこでだっていける。ただ一つアドバイスするとしたらかっこつけないことだよ」30歳に近づき、新入社員と違い失敗を恐れてしまう、失敗が恥ずかしいという気持ちが出てくる。だからこそかっこつけちゃダメなのだ。

知らないことを素直に学び吸収する一年にする。その上で私は自分ブランドを作りたい。「明奈に任せたい」そう言ってもらえるように、どんな環境でもどんな国でも私は私の名前で勝負していきたい。その決意を忘れない。普通じゃなくて、やばいをつくれ。安定や安住はいらない。守りはいらない。せめていけ。



三つ目のポイントは”譲れない信念を日々貫く”。皆さんの中で自分の中の信念って何って聞かれたら何かってイメージ湧きますか?私の中では譲れない信念が沢山あって、いくつか紹介すると、

今日の在り方が明日の自分を作る。いつかやるより今この瞬間からやる。憧れよりも共鳴の人生を。これは、あの人みたいになりたいな、って憧れる存在よりも、あの人と一緒に何かしたいと思える人でありたいです。



最後のポイントとして“計画的に日常を離れる時間をとる”。CRAZYにはグレイトジャーニー制度というものがあります。これは1年を12か月働くというのは誰が決めたんだというところから入っていて、自分自身が人生において今休みが必要だと思ったら、無給なんですけれども休みをとれる制度になっています。


例えば、お子さんが生まれた男性は育休をとる人もいれば、自分の中で行きたかったところに行って学びの時間を取る人もいます。グレイトジャーニーというものを使って自分の人生をどうデザインしていくのか、必要な休みを自分で取るっていうことなんですが、私は社内で一番この制度を利用しています。三年半で四回取っています。

グレイトジャーニー中もスカイプで参加したミーティングもありましたし、途中でコンセプトを考えた時もありました。休みと切り離すというよりかは、「自分の中の人生の休み」「この時間はインプット」って考えながら必要なものは必要な仕事としてやっていきます。その責任は手放せない、けれども自由は得る、ということを立証したいと思って、私はこの社内の中でグレイトジャーニーを生かしながら、拠点を変えてでも仕事ができるプロデューサーという仕事の可能性を模索しています。



最後ここに書いてあるように、理想に生きるってそんな簡単じゃないと思います。でもそのために自分の人生に真剣に向き合うというのが私の中での理想をつかむための必要なソリューションです。「自分の人生どう生きたいの」って言われて自分の理想を自分で作っていけたら理想なかたちにできると思うし、自分の理想をつかむために私はこう生きるのだという意志をもって信念を貫く。それがこれからの人生100年時代に必要な力なんじゃないかなって思います。



発言することで信念を自分に染み込ませる


猪熊:第二部の質疑応答セッションを始めます。ここからは、みなさんから頂いた質問をもとに進めたいと思います。頂いた質問で一番多かったのは「自分の強みとか長所にどうやって気付くのか、自分の強みや長所を生かすためにやっていることは何かありますか?」


オア:自分の強みはまず自分自身の中で共通するものをあぶり出すっていうのはよくやります。例えば、私の中の強みは周りを巻き込む吸収力だと思うので、周りを巻き込んで作っていることが多いなと考えたり、あと人に聞くというのもよくやっています。周りの一緒にやっているメンバーとか上司とかに「私ってどんな人間ですか?」とか「私の強みって何だと思いますか?」というのを聞いて、客観的にもらった言葉に共通項があるなと思っているのでそこは一つポイントなのかな、と思いますね。



猪熊:みなさんから頂いている質問の中で、自分の信念をどう自分のものにするのかと。「自分から出てきたはずの信念なのですが、忙しいと忘れているってよくあると思います。それをどう自分に染みこませているのか、何かやっていることはありますか?」


オア:見返すことかなと思います。少なくとも1ヶ月に1回ぐらいは見ていますね。例えば今シーズンだったら自分の中の信念じゃないですけど、事業想像元年にしようと思っていたのですが、これまでのプロデュースする側から事業を作る側になろうと自分の中で決めた時でした。どうしてもこれまでの自分に引っ張られちゃうから、そうなった時に私は事業家になるんだという風に決めた文章を月に一回振り返って、見直して、そこに対して振り返りをしたりするようにしています。信念とかもそうなのですが、書いて終わりじゃなくて、それを見返したり、それを何度もみんなにシェアしたり発言したりっていうことが染み込ませるためには必要かなと。

あとはもう忘れちゃったらもう仕方ないかなと思っていて忘れちゃってる内容はもしかしたらそんなに対して大事じゃないかもしれないし、だからどうしてもこれっていうのが自分の中に何度も残るものが生き残っていく。



猪熊:コンセプトを作られる時にどういう風にお二人の人間性を共有するかはもちろんそうですし、どこからインプットしてきて、その範囲でそのアイデアを浮かべているのか。何かやり方とかあったりしますか?


オア:やっていることとしては本屋さんに行って本のタイトルはたくさん見ます。時代の流れがわかるし。言葉とかをインプットしたり、もちろん映画とかミュージカルを見たりとかもそうなんですけど、私は演劇とかショーとかからメッセージを得ることが多いのでイベントとかにいくと「ここに照明あるんだ」みたいな。そうゆうものを見ながらその背景とか、運営側の視点を持ちながら見たりしますね。

コンセプトについては、チームで一緒に作って最終的に仕上げているので、自分だけで作るってことはほとんどないですね。本当にみんなで作り上げているので全社員が全コンセプトを知っているっていうのがうちは特殊でお客様がたまたま遊びにきてくださると「なんとかのコンセプトですね」みたいな、みんなが共通で話題にできる。全お客様が自分のお客様に、毎週結婚式が終わった週はウェディング時間って言っているのですが、今週末はこんな結婚式だったっていうのをみんなに見せて話しながら涙ぐみながらやっています。


猪熊:すごいいい会社ですね。100人ぐらいの規模になっても価値観の共有をしっかりやっているっていうのが、すごいなと思います。


オア:1番のポイントは内部プレゼンテーションっていう、うちの採用プロセスの一番最後にやっていることで、全社員の前で自分はこんな人生を生きるっていうことを宣言するプレゼンをやります。これは今もやっているんですけど、この人はこれが大事な人でこういうプランがあって、だからCRAZYでこうやって生きていくんだってことを全社員が知っているので、そうゆう意味ではその人の背景がわかって一緒に仕事をしている。それはとても大事だと思いますね。情報を共有すると、チームビルディングがしやすくなるのではと思いますね。



自分のことを受け止めてくれる人がいる安心感


猪熊:周りの人の目を気にして自分を出せない。発信することを恐れてしまうのですが、最初の一歩を踏み出すためにはどうしたらいいでしょうか?


オア:私がミスユニバースにチャレンジするときもまさにそういう葛藤だったんですよ。会社の中でそんなのやっているなんて周りも微塵にも思ってなかったし、恥ずかしかったんですよね。一回目の時は内緒でやっていました。内緒でやって予選で落ちて全然ダメだったのですが、中途半端にやったらダメなんだと思って、次2回目の時は、1週間ビューティーキャンプなので仕事を休みにしてほしいということを上司に言って、それで仕事の休みをとらせてもらったんですけど、やっぱりどうしてもこれがしたいっていう理想と恥ずかしさってあったりすると思うんですけど、意外と話したら周りは気にしていなかったり、そんなに私のことを見ていなかったり、逆に応援してくれたりするので勇気出してやってみたら。


猪熊:私が友人として見ていてあきなさんが不安になっているところあんまり見たことないんですけど、なんか自分に自信がなくなってしまったり不安になったときに何を意識していますか?


オア:意外かもしれないですけど、私、CRAZY1泣き虫なんですね。それは、自分の感情に結構正直なところがあるんじゃないかと思っていて、不安なことや自信をなくすことってしょっちゅうなんですけど、「なんで落ち込んでるんだっけ」みたいなことはそこを自己分析するように理性的に考えているんですね。感情を味わい尽くしつつ理性的に考える。とことん泣いたり、とことん周りにすがったりするんだけど、でも自分は今ここで本当はこうしたいから悩んでるんだとか、理想が高いから叶わなかったんだなあとか、なぜ今この感情になっているんだろうかってことを結構ちゃんと味わって考え尽くして曖昧にしておかない。

落ち込んじゃったなあという状態でずっといるっていうよりは、早くそこに蹴りをつけるために、なんでだったかなというのを突き止めてやっていくと、落ち込みから上がるスピードが早まる。ずっと悩んでいるのは辛いので早めに起き上がるように自分を分析するっていうのはやっていますね。


猪熊:感情を出すってある意味素直さだと思うんですが、どうゆう風に手に入れていったんですかね。


オア:私は社会人になって3年目ぐらいから素直に感情を出せるようになってきました。自分の素をさらけ出しても受け止めてくれる人たちがいる、逆に彼らが素を出しても自分は受け止めるという心があるっていう人間関係がちゃんと出来上がっていたら感情って素直に出せると思います。素直に自分の感情を出せるとか自分の本音が出せる、自分の理想を恥ずかしがらず伝えるようになる人に出会うっていうのも大事かもしれませんね。

あとは自分の中のこれを話したらオープンになれるっていうトピックやエピソードは持っていてもいいかもしれない。私の生い立ちの話、兄の死の話とかって全然外に出してきませんでした。でも、そういうのを持っていると短時間で仲良く関係を築けたりとか、自分のことを知ってもらえるっていうのに必要になる気がします。



猪熊:結婚の予定はあるんですが自分の人生設計の中で相手との人生の歩み方を合わせることが難しい気がしています。明奈さん、ご主人様との人生、仕事とプライベートの三つをどのようにバランスをとって人生設計をしているのでしょうか?


オア:自分で言うのもなんですけど、仏の旦那だと思っていて彼が背中を押してくれたから私はCRAZYに転職を決めたんですね。結婚式を準備する私の方がよっぽど楽しそうっていう言葉を彼が言ってくれて、好きなことをしたらいいじゃんということを言ってくれたんですよ。そのとき私が一人じゃないなと思って私がどんなにのびのび好きなことをやっていても受け止めくれる人がいるっていう安心感が私の中ではすごく大きなポイントだった。

逆に彼自身のことをあまり知らないところがあって、外資に勤めていたのでリストラになったことがあったんです。ちょうど結婚する直前で、でもそのとき私も、「大丈夫、半年ぐらい私がやればいい」みたいなことを自然と言った時があって、だから結局人生の中でいろんなことがあってお互いの大事な時にどう支え合うかってことがすごく大事だというふうに思っています。


猪熊:だからお互い大事にしているものをまずお互いに理解し合わないといけない。どうゆう人生でどうゆう仕事をしたいかとかプライベートどのぐらい二人の時間が欲しいのかだとか子育てにどんな理想を抱いているのかとか


オア:でもそれって話し合っているか方ってすごく少ないと思うし、逆に難しいですよね。私もやっていなかった。CRAZY WEDDINGに来てくださるお客様はそれが難しいからプロデューサーがいるんですよね。やっぱりお互いの価値観を知るのって、そういう機会がないと難しいことはわかっているので、だから第三者として私たちが介入してヒアリングすることで本音を出し合ってもらう。ヒアリングが終わった帰り道とかにすごく二人が仲良くなるんですよね。手を繋いで帰っている後ろ姿とかをみるとなんかちょっと嬉しいなと思っています。