【開催レポート】2021/6/18 「時代の変化に適応するには?」~変わる、風の時代~ (前編)

更新日:2021年8月16日

女子未来大学事務局 青山雅子(以下、青山):みなさん今日はお忙しいところ、女子未来大学と子連れMBAのコラボオンライン特別授業、『「時代の変化に適応するには?」~変わる、風の時代~』ということで、この貴重なお昼休みにご参加いただきまして誠にありがとうございます。


さっそくなんですけれども、今日は時間が短いですしサクサク進めていきたいと思います。ご存じの通り、今日はオンラインで開催させて頂きます。



まず女子未来大学ファウンダーの猪熊真理子から自己紹介と女子未来大学についてご紹介頂けたらと思います。よろしくお願いします。



女子未来大学ファウンダー猪熊真理子(以下、猪熊):みなさんこんにちは。お昼の忙しい時間にありがとうございます。ちょっと時間がタイトなので簡単に私のほうから自己紹介と女子未来大学の説明を少しさせて頂きます。


改めまして猪熊真理子と申します。株式会社OMOYAという自分で創業した会社を含めていくつかの会社の経営に関わっています。もともとは心理学を学んでいて女性の自信がどうやったら形成できるかということで研究を始めて、もう15年以上女性支援の活動をしています。今は株式会社OMOYAという会社で女性支援や女性活動推進の事業を中心にしながら、会社の経営をしています。


プライベートでは、2019年6月に出会って2か月の主人と電撃婚をしました。主人がもともと大分の人だったので、大分と東京の2拠点生活で家は2か所にあるんですけれども、コロナで帰れていないので、妊娠・出産のあたりからずっと大分に今は住んでいます。子どもは今0歳11か月の男の子を育てていて、ちょうど今週から企業主導型保育園に通園をしています。


簡単に女子未来大学についてご説明しますが、社会人女性の学びの場としてファウンダー3人で始めた事業になります。もともと私たちが持っていた想いとしては、女性のライフスタイルとか生き方が多様化する中で、一人一人が自分らしく幸せになるためには、「答えそのもの(Answer)を誰かに教えてもらうのではなくて、答えを自ら導き出せる力(How to think)を持つ女性を一人でも多く増やしたい」という思いがあって、そのための学びとコミュニティの事業という形で、女子未来大学という事業をスタートしました。



女子未来大学はここにある3つのコンセプトを大切にしています。、入学金とかカリキュラムとかは無く、毎月いろんなテーマで授業という名のイベントを開講して、最近はコロナの影響もあってオンラインで日本全国いろんな方々にご参加頂けるような授業を提供しています。


4つの学部があって、直近だと1600名を超えていると思うんですけれども、多種多様ないろんな年代や業種だったり、働いている人働いていない人、ご結婚されているされていない、子どものいるいない、いろんな女性たちにご参加頂いているので、もし興味がある方は「女子未来大学」と検索して頂ければHPから最新の情報を見れますので、ご注目頂ければと思います。今までもリアルでも開催できたときはリアルでいろいろイベントを開催していましたが、直近ではオンラインで開催しているので、ビデオオフでお耳だけで聞いて頂いてもかまいませんので、ご気軽にご参加頂ければと思います。私からは以上です。



青山:ありがとうございます。続いて今回子連れMBAということで、赤坂美保さんお願いします。



子連れMBA 赤坂美保さん(以下、赤坂):みなさん初めまして、赤坂です。猪熊真理子さんにある機会でお会いしてすごく素敵だなと思って、今回コラボさせてもらってすごく嬉しいです。簡単に自己紹介させて頂きます。6歳と10歳両方男子の母でして、東京とか海外とかで働いていたんですけど、10歳の長男の出産をきっかけに京都にUターンしてきました。風の時代が今日のテーマですが、それとはまったく無縁の、がっつり資本主義の金融系とかファイナンス系の仕事をずっとしておりましたが、あるきっかけで組織から出て起業するようになりました。真理子さんにもアドバイスを頂いてインバウンド観光事業を立ち上げたのですが、現在は市場自体がなくなっている状況です。


ただ企業勤務をしていた2015年、育児休暇を取得し2人目を出産した時から、赤ちゃんを抱っこしながらの勉強会を始めておりました。ちょうど7年前の7月、1回目10数人が集まってやった会が、今でも継続していていまして、参加者はのべ3000人以上となりました。


これが、私の肩書にある「子連れMBA」です。MBAとは、一般的にいわれる経営学修士ではなく、Makers of Business Art 。ビジネスをツールとして活用して自分を表現できる人という意味です。こんな人が増えると組織も世の中もよくなるんじゃないかなということで活動しています。女子未来大学さんの活動もすごく素敵だなと思っていて、信念とかはすごく似ています。



何をしているかというと、Knowing(学ぶ)、Doing(やってみる)、Being(自分を知る)という場をつくっています。現在は月1回、一線で活躍する大学教授やや実務家をお呼びしてオンラインで Knowing 学びあえる機会を提供しています。また、Doing Beingのためのコミュニティもありまして、ここではいろんな挑戦をしている人がいます。キャリア教育のための若者向けのボードゲームを開発している人もいますし、副業を立ち上げている人もいます。Doing Beingを支えるために、メンバー同士が互いにメンタリングするシステムもあります。まだまだ進化途中なんですけれども、このような活動をしています。



青山:ありがとうございます。申し遅れましたが、今回モデレーターを務めさせていただきます、青山雅子と申します。もともと大学を卒業してからは化学メーカーで応用研究や技術開発に携わっていました。その傍ら、イベントの企画運営や女性向けの各種セミナーというのを結構やってきていまして、当時からパラレルキャリアというのを確立してきました。約9年勤めた会社を退職し独立し、今現在は真理子さんが理事を務めている一般社団法人at will workをはじめ、この女子未来大学など、様々な組織団体のプロジェクトに関わって仕事をするワークスタイルを実践しているところです。


プライベートでは、26歳で結婚して30歳の私の誕生日に子供が生まれました。現在は5歳の女の子のママです。ユニバが大好きなんですけれども、最近は東京に進出ということで引っ越してきまして、ディズニーまでチャリで40分なんですが、なかなかステイホームで家にいます。


そんな私たち3人で今日の女子未来大学、子連れMBAの授業を展開させていただきますが、今回は特別授業ということで初めてコラボをさせて頂きます。今日の授業で時代の変化を読み、ご自身の生き方や働き方について考えるきっかけになれば幸いです。




変わる、風の時代


青山:『風の時代って何?』というところを私から紹介させて頂きます。西洋占星術で2021年は風の時代の始まりと言われているそうです。なんとなくみなさん聞いたことはあると思うんですけれども、西洋占星術では約20年に一度起こる木星と土星の最接近をグレートコンジャンクションっていうそうなんですけど、そんな時代の節目が今回は木星と土星が対極的に現れるということですごい時代らしいです。



もともとは西洋占星術のエレメントというのが4種類あるんですね。自分の星座が何かなって見て頂くだけでもおもしろいと思うんですけど、火の星座、水の星座、土の星座、風の星座があります。過去200年は土の星座を占めていました。この土の星座というのはどんな時代かというと、物質・お金・経済・勤勉・社会・規範・年功序列などがキーワードになっています。


それに対してこれから、2020年の12月22日から風の時代に入っているんですけれども、この風の時代を象徴するキーワードはコミュニケーション・情報・知性・ネットワーク・調和・自由・コンピュータです。「物質」の時代に対して、「風」って言葉にある通り、目に見えない豊かさや心の豊かさにシフトしていく変化の時期って言われています。



200年前はまだ江戸時代です。そんな目に見えない豊かさや心の豊かさにシフトしていく変化の時代なんですけれども、今日はそんな風の時代をテーマに授業を展開させて頂きます。


『よく耳にする風の時代。その波に乗るにはどうすれば良いのか。またどういう心構えが大事なのでしょうか?』ここすごく大事だと思うんですけれども、『自分の長年培ってきた、自分の育ってきた時の価値観から離れて“新しく一歩を踏み出す”ためには、何が大切でしょうか?』このあたり、是非お二人にお伺いしてみたいと思います。真理子さんいかがでしょうか?



猪熊:ありがとうございます。風の時代って200年に一度と言われているので、この新型コロナウイルスも風の時代って結構感染症が流行りやすいっていう特徴があるとも言われているそうです。土から風になるってすごく軽く、軽やかになるようなイメージがあると思うんですけど、風の時代にしてもそうじゃなくても時代ってどんどん変化していて、今変化のスピードも速いので個人としても生きる上で時代の変化を捉えていくとか、みんながどこへ向かっているのか、どう変化しているのかっていう目を持っておくってすごく大事だと思っているんですね。この風の時代にどうやって乗っていくのか、どういう心構えが必要なのかっていう中のひとつのヒントとして私がお話しできることとしたら、私なりの解釈なんですけど、風の時代は時代が大きく変化していくことに対して、この時代の変化に乗れる人と乗れない人ってはっきり分かれていくと思っています。



青山:うーん、そうなんですね。



猪熊:格差がどんどん生まれてくるんじゃないかなと思っているんですね。それはお金とか経済的な格差ではなくて、さっき雅子さんが説明してくださったように風の時代の特徴があるので、繋がり・信頼・コミュニティの格差、なので繋がれる人繋がれない人とか、信頼を得られる人得られない人とか、コミュニティにも繋がれる人繋がれない人っていう格差が大きく開いていくんじゃないかなと思っています。


この繋がりって自分らしく生きるという上ですごく重要な部分なので、自分らしく生きられる人と生きられない人も今以上に格差が大きくなっていくんじゃないかなという風に私は考えています。

私のオンラインサロンでも風の時代を取り上げたことがあるんですけど、その時にひとつのヒントとしてみなさん自身がこんな質問に向き合って頂いたらどうかなと思った質問があるのでご紹介します。


ひとつは自分自身の得意なコミュニケーションを振り返ってみる。繋がり・コミュニケーション・コミュニティというのは重要なキーワードなので、コミュニケーションの中でもこういうコミュニケーションは得意だなとか、こういう人に対してとか、例えば外国の人に対してとか目上の人に対してとかよく知った人に対してのコミュニケーションとかでもいいんですけど、こんなコミュニケーション得意だなっていうものをちょっと振り返ってみてください。


他の人よりも詳しく知っている知識・情報・専門性がどんなところにあるか。今みなさんに自己紹介をチャットでしてもらった中で結構いろんな特徴とか専門性があったので、それを改めて振り返るとか。


どのような状態であれば、どんなで暮らしあれば、あなたは調和・幸せを感じることができるか。これは今の生活は置いといて、理想的にどんな状態だったら自分の中でハッピーだろう、自分の中で調和的だろうって改めて考えてみてほしいです。


あなたはが自由を感じるときはどんなとき、どんな状態か。風ってすごく自由なイメージがあるので、自由を感じるって子育てをしていて一人になったときを自由って感じる人もいれば、一人になったときになんかすごい気にかかって全然自由感を感じられない人とかいろんな方がいらっしゃるので、どんなときに自分は自由って感じられるのか。


最後にあなたならではの個性とか自分らしさは今どんな風に捉えられているのかっていうのをこういうタイミングに振り返ってみられると、自分なりの自分らしい自由になれる方法とか、自分らしい豊かになれる方法とか、自分らしさを活かしたもっと軽やかになる方法っていうのが、少しヒントとして見えてくるのかなっていう風に思っています。



青山:ありがとうございます。今の生活を置いといて理想を考えるって、その考え方・その心構えすごく大事ですよね。では続いて美保さん、どんなお考えをお持ちでしょうか?



赤坂:私は自分の経験をシェアしたいと思います。風の時代って言われる数年前くらいからキャリアを大転換せざるを得ない事象が勃発し、それ以前は超資本主義の業界にいたのが、今は自分で事業を行うようになって、真理子さんのおっしゃれる「自由」を相当感じています。この風の時代って最近からですけど、数年前からきっと兆候があったのではないかと思います。それを真っ先に捉えちゃってるのかなと思います。


私はアメリカの会計士の資格を持っており、もともとはM&Aという、会社買ったり売ったりとかしており、その後はMBAをとって大企業で海外事業や経営企画などを担当していました。この仕事は本当に楽しかったです。ただ、数年前に子育ての都合もあり転職した先で、組織の内部事情でいられなくなってしまい、退職せざるを得なくなりました。


そこでこれからどうしよう・・と考えた時、幼い子供の子育てと両立しながら働きたい会社が関西では思い浮かばず、それなら起業しちゃおうかと考え、自分で事業を興すことにしました。この決断がなければ真理子さんにも雅子さんにも巡り会えなかったです。


その時立ち上げたのはインバウンド観光事業だったので、今事業ができない状況なのですが、実はこの事業を立ち上げるきっかけになったのも、すべて「子連れMBA」のおかげで。ここの仲間が心の拠り所になったり、そこから事業を支えるメンバーが出てきたりと、「子連れMBA」がなかったら、サラリーマンを辞めてすぐに起業もできなかったと思います。さっきおっしゃったコミュニティの大切さってすごいあるなぁと思いました。


また、私は「起業するぞ!」と意気込んで起業したわけではなく、組織の内部事情でいられなくなったという不可抗力がきっかけで。これまで会社での仕事は本当に楽しかったので、こういうきっかけでもないと起業しなかったと思います。なので、神様が無理やり会社員を辞めて起業させるために仕向けたのではないかとこっそり思っています。


ここ数年、私のように何らかの人生が変わるような偶然のきっかけを経験している人も多いのではないかと思います。その時に『私はこれまでこうだったからやっぱりここを続けなきゃ』とか、『ここの会社を辞めたら世間体が・・・』とか外からの期待ではなく、自分自身の想いを軸に考えられると良いと思います。一人で考えるのも良いですが、特に私たち「子連れMBA」では、相互メンタリングを活用したり、他人と相談することも勧めています。


他人に話すことがきっかけで、自分の本当の気持ちが分かるかもしれませんし、それに加えて、人に話したことがきっかけで誰かを紹介してもらったり、何かがスタートするかもしれません。ぜひ、先ほど真理子さんがお話しされたことを参考に、自分自身を知ることを始められたらどうかなと思いました。



青山:気持ち的に軽く考えるってすごく大事ですよね。美保さんのお話にあったような、『続けなきゃ』とか『辞めたら世間体が』っていう自分自身が何かモヤっとしていることがあれば、一人で考えるのではなく第三者の繋がりですね、キーワードになるのかなと思います。ありがとうございます。


<中編に続く>