*開催レポート* 4/28 SHElikes・SHEworksファウンダーと女子未来大学ファウンダーが語る 今女性に支持されるコミュニティマネジメントとは?<書き起こし・前編>

今回の授業は、21世紀を生きる女性達のためのレッスンクラブ「SHElikes(シーライクス)」と女性のためのコワーキングスペース「SHEworks(シーワークス)」を経営している中山 紗彩さんと福田 恵里さんをお迎えし、「女子未来大学」ファウンダーの猪熊真理子と駒崎クララとともに4人で、女子に支持されるコミュニティマネジメントをテーマにトークセッション形式で語りました。その様子を3回に分けてお届けします。
中編
後編

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<第一部> 今女性に支持されるコミュニティマネジメントとは?

猪熊:女子未来大学ファウンダーの猪熊と申します。本日はよろしくお願いします。まず、SHEさんのご紹介をお願いできますか。

福田:SHE株式会社取締役の福田と申します。我々SHE株式会社は創業役員2名で始めておりまして、代表取締役の中山と私福田で創業いたしました。

中山:SHE株式会社代表取締役の中山です。私は91年生まれで新卒でリクルートに入り新規事業を約2年やっていました。その後スタートアップの 取締役を1年やった後に、去年の4月に福田共にこのSHE株式会社を創業しております。

福田:私は関西出身で、元々は大阪大学でスペイン語を学んでいたんですけれども、サンフランシスコへ留学した時に現地のスタートアップだとかシリコンバレーの起業家の方々と知り合いになって、その時にITとかインターネットの世界ってなんて面白いんだって目覚めて、帰国後、女性のIT企業ってすごく少ないなっていう風に感じて、初心者の女性の方でもデザインとかプログラミングとかを気軽に学べるようなスクールを作りたいなと思って立ち上げたのがデザインガールズというものです。リクルートに入ってからも副業として活動を続けていたんですけれども、その中で中山と出会いまして、もっとデザインやプログラミングという狭い視点だけじゃなくってキャリアという広い視点で女性のサポートがしていけたらなという風に思って起業に至ったという背景になります。創業の背景を中山からお願いします。

中山:私自身大学時代から、軽く起業みたいなことをしていたので、やっぱり将来起業したいと思っていました。リクルートにいたときも新規事業をやっていたんですけれど、周りの起業家の友達とか先輩のことをみて、なんか生温いなと感じつつでも自分のやりたい事業は特に見つからないような毎日を過ごしていました。リクルート辞めた後も、起業するぞって辞めたわけですけれども、なかなか思い切りがつかず、自分が命をかけてやりたいと思うような事業も見つからず、そこで1年友人の会社を手伝うような決断をしました。そんな中で福田に会って改めて自分たちが人生をかけてやりたいことってなんだろうっていう話をする中で、「一人一人が自分しかない価値を発揮して、熱狂して生きる世の中を作る」ってことが自分たちのテーマだよねっていうところに落ち着きました。それが決まった瞬間、会社やるかと踏み切ることができたという感じです。
私たちは、プロダクトアウトで作っているというよりは、ビジョンをまず掲げて、ビジョンを達成するために必要な課題解決を全てやっていこうというような志向で事業を作っています。現状でやっている事業が女性向けのサービスなんですけれど、世の中の人たちが自分らしい生き方をできるような支援をしたいという思いで会社経営をしております。

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福田:このビジョンを達成するために3つ事業をしておりまして、プロセスとしては「好き」を見つけて、見つけた「好き」を深掘って、最終的に「好き」を仕事にすることをサポートするために一つ一つ事業を作っています。

まず1つ目の「見つける」というところなんですけれども、コミュニティの中で20代、30代の方とお話ししていると、そもそも好きなことがわからなくてとかやりたいこととかがまだ見つかってないんですっていう方がたくさんいらっしゃって、そういう顕在化していないニーズに対してサポートしてあげるっていうところでSHE likesというものを作りました。これは、毎月20、30個あるレッスンの中から好きなものをカスタマイズしていただけるというところがポイントで、キャリアスクールでもない習い事スクールでもない、ちょうど微妙なところをやっています。

例えばキャリア系だったら、私が教えているWebデザインだったり、中山は広報とかPRが強いのでそういうところだったり、ライティング、マーケティングというお仕事に直結するようなレッスンだったりもありますし、それだけではなくて女性ってライフもキャリアも両方充実していかないと納得した人生送れないよねというところでカメラとか休日をちょっと素敵にするようなレッスンも揃えております。あとはコミュニティ、各方面で活躍されている方と出会えるというのをポイントとしています。

次のステップとして、SHE lovesというのを用意してまして、これは2ヶ月の本気集中コースで、女性起業家コースとウェブクリエイターコースで6月からライターコース 広報、PR、ロゴ制作という形でレッスンラインナップがあります。ここはファイナンスだったり資金調達の仕方を学んでいきますし、ウェブクリエイターコースだったら自分で1からウェブ制作もできるようになるっていうところを目標にしております。

最後に「好き」を仕事にしていくSHE worksなんですけれども、これはコワーキングスペースの提供になります。SHEの会員様ですと、月3500円という価格で、場所を使っていただけるというのがポイントなんですけれども、そこだけではなくてソフトの面、先ほどの2ヶ月コースを学んですぐフリーランスで仕事が取れるのかっていうとそうではないと思うんですよね。なので、継続的にサポートしていくような制度を設けてあります。私たちもこの3つの事業を最初からしようと言っていたのではなくて、色々周りの声を聞いてチューニングしながらやってきております。

基本的に我々は有料広告とかは打っていなくて、口コミとSNSだけで多少広まってくれたかなと思ってまして、SHE likesっていうハッシュタグがツイッターで1位をとったり。あとはアライアンスとかもやっていまして、大手の方と組ませていただいてレッスンをさせていただいております。先日やっと1周年を迎えまして、資金調達を発表いたしました。6月に一軒家を借りまして、こちらでまた新しく心機一転で始めさせていただくことになりましたので、ぜひ遊びにいらしてください。長くなりましたが、SHEの紹介とさせていただきます。ありがとうございました。

猪熊:ありがとうございます。なぜ今回の授業のテーマでコミュニティを切り口にしたかというお話を先にさせいただきたいんですけれども、女子未来大学でコミュニティの授業をするのが3回目なんです。今まで過去2回はメディア×コミュニティを切り口にして授業を開催しました。

ですが最近、「コミュニティ」という言葉が使われるシーンっていろんなところで増えてきていると感じています。例えば、女性起業家がここ数年ですごく増えている中で、例えばサロン経営をしていると、今まではサロンのサービスとお客様っていう関係をサロンをコミュニティ化して、自分をセルフブランディングしてファンをコミュニティ化したりとか、さらにコミュニティを活性化させることで単純にサービスを提供するだけじゃないあり方っていうのが出てきています。その他にもオープンイノベーションやコワーキングスペースのコミュニティマネジメントなど「コミュニティ」という言葉の捉えられ方が変わってきているなと思っていて今回これをテーマにしました。