*開催レポート*『多様な人が「自分らしく働ける未来」 を考える!ダイバーシティ・アイデアソン』by 大迫茉奈

*開催レポート*『多様な人が「自分らしく働ける未来」 を考える!ダイバーシティ・アイデアソン』by 大迫茉奈

【10月11日 銀座三越にて、Google Women Willと女子未来大学のコラボレーション授業『多様な
人が「自分らしく働ける未来」を考える!ダイバーシティ・アイデアソン』を開催いたしました。】

テクノロジーの進化と共に、価値観やライフスタイル・働き方も多様化が進み、多くの企業がダイバーシティに取り組み始めています。8月には、女性活躍推進法が成立し、女性の社会での活躍も期待されています。そうした多様性や変化のある社会で、全ての人が「自分らしく働くこと:自分自身がもっている幸せの価値観のもとに働き、人生を歩む」ためには、個人だけではなく、企業や社会との関係性も考えなければなりません。

今回は、女性の社会進出を支援するGoogle株式会社のプロジェクト「Women Will」とのコラボレーションし、「多様な人が自分らしく働ける未来」というテーマで、講義を行いました。

<インプットセミナー>
インプットセミナーでは、「みんなが働きやすい、活躍できる社会とは?」について、株式会社OMOYA代表取締役、女子未来大学ファウンダーの猪熊真理子が講義をしました。

日本の経済成長に繋げるための「成長戦略」として、女性活躍推進法が成立し、女性の活躍に注目が高まっています。その反面、現在は「仕事を中心に暮らせる人」を中心に労働環境や社会が動いているために、女性には家事や子育てによる無償労働の負担、また女性だけではなく男性も労働時間が長く、育児を手伝えないなどの多くの問題があります。女性が活躍できる社会を創るためには、男女関係なく、労働環境や社会構造を変え、「仕事を中心に暮らせない時期がある人」も活躍できる環境や社会にしていく必要があるのではないかとお話しされていました。

また、女性のライフスタイルが急激に変化している現代では、選択肢が多すぎたり、ロールモデルが見つからないことにより、自ら選び・決断することがより難しくなってしまいます。そのため、自分の軸を強くもち、自分の人生の中で「何を一番大切にしたいか」ということを常に考えることで、仕事や暮らし方においても、自分なりの幸せの道が見えてくるのではないか。その上で、色んな働き方や暮らし方のスタイルが生まれていくのではないか、ということをお話しされていました。

そして、そんな個性や多様性を持った個々が組織の中でこれからの未来の働き方を作っていくには、ファシリテーション能力を活用し、反対意見や多様性を受容、噛みあわせ、整理するサイクルで「新しい価値を生み出していく」ことが出来るサーバント・リーダーシップのような新しいリーダーシップ・マネージメントが重要であり、最近ではそのような取り組みをしている組織も多いとのことでした。

講義の最後には、「自分がどう働きたいか、どう在りたいかを明確にすること。そのような問いに真っ向から向き合い、それを叶えるために、協力してくれる周りの人とコミュニケーションを取り、環境を整え、変えていくことが大切です」と伝えられました。

1時間という長い講義でしたが、みなさま終始、真剣な眼差しで、写真やメモを取りながら聞いていらっしゃったのがとても印象的でした。今回の会場がオープンなスペースだったということもあり、一般のお客様も興味を持って頂き、お話しを聞いてくださっていました。

<ワーク1>
ワークでは、「今、働きづらい人ってどんな人だろう?」「どんなところに働きづらさを感じている?」という質問に対し、回答とその理由をポストイットに書き、各テーブルで共有しました。“子育てと仕事の両立”について、“満員電車での通勤が辛い”など、日々当たり前のように過ごしている小さな働きづらさの気付きまで出されていました。書き始めるとたくさん出てくるようで、テーブルにはたくさんのポストイットが貼られていました。

<ワーク2>
「こんな働き方があったらどうだろう?」をテーマに、アイデアを書き出しました。アイデアの中でも特に、「大人の職場体験」や「人生履歴書」などが人気でしたが、他にも「ワーキングファアザーの活躍推進コミュニティー」などお父さんの働き方についてのアイデアも多くありました。どれも、すぐに取り組むことのできるような具体的なアイデアで、素晴らしかったです。

女子未来大学には、講師と生徒の方々、共に自分の価値観や軸をしっかりと持ち、自分らしい働き方・生き方をされている方が本当に多くいらっしゃいます。そんな方々とコミュニケーションを取り、ロールモデルや仲間を見つけることで、新しい一歩を踏み出すことができるかもしれません。

これからも様々な授業を行っていきますので、みなさまのご参加をお待ちしております。改めましてご参加いただいた皆様、ありがとうございました。(Reported by 大迫茉奈)