*開催レポート*9/9 CRAZY WEDDING Executive Producerオア明奈さんに学ぶ 意志を持って人生を歩むための「理想をカタチにする方法」<書き起こし・後編>

今回は、CRAZY WEDDINGでExecutive Producerとして活躍しているオア明奈さんをお迎えし、「自分の好きを仕事にするまで」のストーリーと、「意志を持って自分の人生を歩むために必要なマインドセット」「理想を実際にカタチ(=現実化)していく方法」についてお話頂きました。
第2部では明奈さんに加え、女子未来大学ファウンダーの猪熊も参加して会場の皆様からのご質問にもお答えしました。
前編はこちら

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第二部講演 トークセッション

猪熊:第2部の質疑応答セッションを始めます。ここからは、みなさんから頂いた質問をもとに進めたいと思います。
頂いた質問で一番多かったのは「自分の強みとか長所にどうやって気付くのか、自分の強みや長所を生かすためにやっていることは何かありますか?」

オア:自分の強みは、自分自身が心踊る瞬間をイメージしてあぶり出すことはよくやります。例えば、私は大きなプロジェクトをみんなで作っていくことが好き。強みは理想を描いてそこに人を巻き込んでいく求心力だと思っています。
あと人に聞くというのもよくやっています。メンバーとか上司に「私ってどんな人間ですか?」とか「私の強みって何だと思いますか?」というのを聞いて、客観的にもらった言葉に共通項があるなと思っているのでそこは一つポイントなのかな、と思いますね。

猪熊:みなさんから頂いている質問の中で、自分の信念をどう自分のものにするのかと。「自分から出てきたはずの信念なのですが、忙しいと忘れているってよくあると思います。それをどう自分に染みこませているのか、何かやっていることはありますか?」

オア:見返すことだと思います。少なくとも1ヶ月に1回ぐらいは見ていますね。例えば今年は「事業創造元年にしよう」と決めました。これまでのプロデュースする側から事業を作る側になろうと自分の中で決めたんですが、どうしてもこれまでの自分に引っ張られちゃうからそうなった時に私は事業家になるんだと書いた文章を月に1回振り返って、見直しています。
信念とかもそうなのですが、書いて終わりじゃなくて、それを見返したり、それを何度もみんなにシェアしたり発言したりっていうことが染み込ませるためには必要かなと。
あとはもう忘れちゃったら仕方ないかなと思っていて、忘れちゃってる内容はもしかしたらそんなに大事じゃないかもしれないし、だからどうしてもこれっていうのが自分の中に何度も残るものが生き残っていく。

猪熊:「コンセプトを作られる時にどういう風にお二人の人間性を共有するかはもちろん、どこからインプットしてきてアイデアを浮かべているのか。何かやり方とかあったりしますか?」

オア:本屋さんに行って本のタイトルはたくさん見ます。時代の流れがよくわかる。言葉をストックしたり、もちろん映画とかミュージカルを見たりとかもそうなんですけど、私は演劇とかショーなどからインスピレーションを得ることが多いです。でもイベントとかにいくと「こんな風に照明使うんだ」みたいなところも気になって、運営側の視点を持ちながら見たりしますね。
コンセプトについては、チームで一緒に作って最終的に仕上げているので、自分だけで作るってことはほとんどないです。本当にみんなで作り上げているので全社員が全コンセプトを知っているっていうのがうちの特徴。お客様が遊びにきてくださると「◯◯のコンセプトのおふたりですね」みたいな言葉が飛び交ってます。毎週結婚式が終わった週はウェディング自慢という時間を取っていて、今週末はこんな結婚式だったんだとプロデューサーが写真をみんなに見せて話しながら涙ぐんだりしてますよ。

猪熊:すごくいい会社ですね。100人ぐらいの規模になっても価値観の共有をしっかりやっているっていうのが、すごいなと思います。

オア:1番のポイントはライフプレゼンテーションがあること。採用プロセスの一番最後にやっていることで、全社員の前で「自分はこんな人生を生きる」ということを宣言するプレゼンをやります。これは今もやっているんですけど、この人はこんな価値観で、こういう夢があって、だからCRAZYでこんな意思を持って生きていくんだということを全社員が知っているので、そういう意味ではその人の人生背景を深く知って一緒に仕事をしている。それはとても大事だと思いますね。価値観がわかると、チームビルディングがしやすくなる。

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自分のことを受け止めてくれる人がいる安心感

猪熊:「周りの人の目を気にして自分を出せない。発信することを恐れてしまうのですが、最初の一歩を踏み出すためにはどうしたらいいでしょうか?」

オア:私がミスユニバースにチャレンジするときもまさにそういう葛藤だったんですよ。私がそんなチャレンジしてるなんて周りは微塵にも思ってなかったし、恥ずかしかったんですよね。1回目の時は内緒でやっていました。内緒でやって予選で落ちて全然ダメだった。中途半端にやったらダメなんだと思って、2回目の時は、「1週間ビューティーキャンプなので仕事を休んでチャレンジしたい」ということを上司に言って、それで休みをとらせてもらったんですけど、やっぱりどうしてもこれがしたいっていう理想と、恥ずかしさってあったりすると思うんです。でも意外と話したら周りは気にしていなかったり、そんなに私のことを見ていなかったり、逆に応援してくれたりするので勇気出してやってみたらいいと思います。

猪熊:私が友人として見ていて明奈さんが不安になっているところをあんまり見たことないんですけど、自分に自信がなくなってしまったり不安になったときに何を意識していますか?

オア:意外かもしれないですけど、私、CRAZY1泣き虫なんですね。それは自分の感情に正直だからだと思っていて、不安なことや自信をなくすことってしょっちゅう。でも「なんで落ち込んでるんだっけ」みたいなことはちゃんと自己分析してます。感情を味わい尽くしつつ理性的に考える。とことん泣いたり、とことん周りにすがったりするんだけど、でも自分は今ここで本当はこうしたいから悩んでるんだとか、理想が高いから叶わなかったんだなあとか、なぜ今この感情になっているんだろうかってことをちゃんと味わって考え尽くして曖昧にしておかない。落ち込んじゃったなという状態でずっといるっていうよりは、早くそこにけりをつけるために、なんでだったかと突き止めてやっていくと、落ち込みから上がるスピードが早まる。ずっと悩んでいるのは辛いので早めに起き上がるように自分を分析するっていうのはやっていますね。

猪熊:感情を出すってある意味素直さだと思うんですが、どういう風に手に入れていったんですかね。

オア:私は社会人3年目ぐらいから素直に感情を出せるようになってきました。自分の素をさらけ出しても受け止めてくれる人たちがいる、逆に彼らが素を出しても自分は受け止めるという心があるっていう人間関係がちゃんと出来上がっていたら感情って素直に出せると思います。素直に自分の感情を出せるとか自分の本音が出せる、自分の理想を恥ずかしがらずに伝えられる人に出会うっていうのも大事かもしれませんね。
あとは自分の中のこれを話したらオープンになれるっていうトピックやエピソードは持っていてもいいかもしれない。私の生い立ちの話、兄の死の話は、CRAZYに来るまで人に話したりはしてきませんでした。でもそういうパーソナルストーリーをオープンに話すと短時間で関係を築けたり、自分のことを知ってもらえるのに必要な気がします。

猪熊:「結婚の予定はあるんですが自分の人生設計の中で相手との人生の歩み方を合わせることが難しい気がしています。明奈さん、ご主人様との人生、仕事とプライベートの3つをどのようにバランスをとって人生設計をしているのでしょうか?」

オア:自分で言うのもなんですけど、私の旦那は仏だと思っていて、彼が背中を押してくれたから私はCRAZYに転職を決めたんですね。結婚式を準備する私の方がよっぽど楽しそう、好きなことをしたらいいじゃんということを彼が言ってくれたんですよ。
そのとき私は一人じゃないなと思って、どんなにのびのび好きなことをやっていても受け止めくれる人がいるという安心感が私の中ではすごく大きなポイントだった。
逆に私もお付き合いしている時に、彼がリストラにあったことがあったんです。ちょうど結婚する直前で、でもそのとき私も、「大丈夫、半年ぐらい私が稼ぐから大丈夫」みたいなことを自然と言った時があって、だから結局人生の中でいろんなことがあってお互いの大事な時にどう支え合うかってことがすごく大事だというふうに思っています。

猪熊:だからお互い大事にしているものをまずお互いに理解し合わないといけない。どういう人生でどういう仕事をしたいかとか、プライベートでどのぐらい二人の時間が欲しいのか、子育てにどんな理想を抱いているのかとか

オア:でもそれを話し合っている人ってすごく少ないと思うし、逆に難しいですよね。私もやっていなかった。それが難しいからCRAZY WEDDINGにらプロデューサーがいるんですよね。やっぱりお互いの価値観を知るのって、そういう機会がないと難しいことはわかっているので、だから第三者として私たちが介入してヒアリングすることで本音を出し合ってもらう。ヒアリングが終わった帰り道とかにすごく二人が仲良くなるんですよね。手を繋いで帰っている後ろ姿とかをみるとなんかちょっと嬉しいなと思っています。
私達にとってもお客様の人生を一緒に紐解いて、理想を描く幸せな時間です。