*9/9 CRAZY WEDDING Executive Producerオア明奈さんに学ぶ 意志を持って人生を歩むための「理想をカタチにする方法」*

今回は、CRAZY WEDDINGでExecutive Producerとして活躍しているオア明奈さんをお迎えし、「自分の好きを仕事にするまで」のストーリーと、「意志を持って自分の人生を歩むために必要なマインドセット」「理想を実際にカタチ(=現実化)していく方法」についてお話頂きました。
第2部では明奈さんに加え、女子未来大学ファウンダーの猪熊も参加して会場の皆様からのご質問にもお答えしました。

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第1部講演「意志を持って人生を歩むための「理想をカタチにする方法」

はじめまして。
CRAZY WEDDINGでプロデューサーをしております、オア明奈と申します。

簡単に自己紹介させて頂きますね。
前職はウェディングとは全く関係ないコンサルティングファームに7年間いました。
自分自身の結婚式をセルフプロデュースしたことをきっかけに、ウェディングという可能性に私の人生をかけてみたいと思ったことが、㈱CRAZYに入社をしたきっかけです。

入社から約3年半経ちましたが、現在はウェディングのプロデュースだけでなく、このような講演会ですとか、外部向けの研修、採用責任者、そして法人向けに周年や上場などの節目を祝うイベントプロデュースも行わせて頂いております。

今回「意思をもって人生を歩むために、理想を形にする方法」というテーマを頂いたので、理想をどうやって形にしようか迷っていたり、悩んでいる方が、こうゆう方法があったんだなという気づきを持って帰れる時間になればと思います。

ちなみに、もちろん私自身もすごく悩むときもあるし、自分の小ささに落ち込むこともあります。
今でも毎日のように落ち込むこともあるのですが、それでも「理想を生きたい」という欲求に正直に今を生きているなと思っています。
今日は、一人一人にとって「私の理想の人生って何だろう」と考えるきっかけになる時間になると嬉しいです。

1)CRAZY/CRAZY WEDDINGについて

まずはじめに私が働いている、㈱CRAZYについて簡単にお話させていただきます。

私が働いているCRAZYという会社は、2012年に創業した会社で、約90名の社員で事業を行っております。

私たちは「理想を再定義する」ということをとても大切にしています。
例えば「会社」の定義も一般とは違っていて、もともとUNITED STYLEという社名で創業しているんですが、スタイルをもった個人がユナイトすることで組織を作っていくという考え方が根底にあります。CRAZYという場所は、「一人一人がこう生きたい」という意志と個性を持った人が集う集合体として組織を再定義しています。
私自身もこの考え方に共感して、CRAZYで生きていくことを選びました。

そして実は、今年の9月4日にビジョンを変更したんです。
私達は「世界で最も人生を祝う企業」だと存在価値を再定義しました。
ウェディングだけでなく人々が人生を愛せる、この人生でよかったと思える、人生を感情豊かに生きたいという人に対して、ソリューションを提供していく。
個人と法人を祝う企業として、事業を展開している会社なのだなと知って頂ければと思います。(https://www.crazy.co.jp/business/

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この人生でよかったと心が震える瞬間を私の手で生み出したい

2)自分の好きを仕事にするまでのパーソナルストーリー

では、私のパーソナルストーリーなのですが、実は私は自身の生い立ちに、
今この仕事に人生をかけたいと思える背景があります。

私は1985年生まれでもうすぐ33歳になります。
11歳離れた姉がいて、9歳離れた兄がいました。兄は7歳で病気で亡くなり、その1年後に私は生まれました。
小さい頃から「なぜ私は生まれてきたのだろうか」「お兄ちゃんが死んで私が生まれる意味って何だろう」ということを考えていました。自分の存在意義を求め続けた幼少期があったのです。いつも不安でした。私ではなくお兄ちゃんのほうがよかったのではないか、みたいなことを幼い時はずっと考えていました。

そんな私が一つの節目を迎えたのが就職活動のタイミングです。
私はとくにコンサルタントになりたかったわけではなく、「とにかく力をつけたい」というのが就活の軸でした。どこにいっても流されない自分になりたい、いつか起業する力をつける、という目的で前職の会社を候補としていました。
採用プロセスで、人事の方に自分の生い立ちを話すきっかけがあり、その時に初めて自分の想いを受け止めてもらいました。「もうあなたは十分頑張った。だからこれからは誰かのために生きるのではなく、自分の可能性を信じて生きたらいい。君が君自身の可能性を信じられないのなら、俺が信じてやる」という言葉をくれて、初めて自分の可能性を自分より信じてくれる人に出会って、入社を決めました。私自身が自分の可能性を疑い続けてきたからこそ、誰かの可能性を信じる側に立つ、そんな生き方をしようと決めたのが就職活動のタイミングです。

そして、もっと広い世界を見たくてミスユニバースに26歳で出場しました。モデル経験はなく、華やかな世界に自分が対抗できるとは思っていなかったのですが、今の自分がいる小さな世界の外に出て、自分がどこまでいけるか試してみたいと思ったのが出場理由です。約3週間の期間で仕事終わりに走り込んだり、食事制限のために自炊したり、仕事をしながら体質改善やプレゼンテーションの準備等を懸命にしました。日本代表になることはできなかったですが、一歩踏み出せば世界は変わるということに気づけた経験です。

このような経験をしながら社会人生活を送り、28歳で国際結婚。彼と出会って結婚式をするときに北アイルランドと日本で結婚式をしようと考えたんですが、とにかくこだわりがたくさんあって、誰かに頼んで結婚式を挙げるイメージがわかず、だったら自分でやろうと思ったのが結婚式に興味を持った一番のきっかけです。
自分でひたすらリサーチして、企画書を作成して、色んな会場に持って回りました。
大変だったけど、一切の悔いなく自分の結婚式をプロデュースしました。

結婚式を挙げた後にCRAZY WEDDING創業者の山川と知り合い、ここで自分の人生掛けてみたいと直観で感じました。出会った3日後には山川と日程を合わせて対話し、1週間後に辞表を出し、3か月後には退職をしました。まさにスピードキャリアチェンジであり、ライフチェンジでした。

ずっと好きだった会社を辞めるきっかけになった一つの理由は、「力をつけたい」と思っていた私が、「この力をどこで発揮するのか」と疑問を持ち始めたこと。
私はもともとクリエイティブなセンスを活かす仕事よりも、ビジネスを突き詰める方があっていると思い込んでいました。でも結婚式を創ってみて、クリエイティブなアウトプットで自分の才能を生かせるのではないかと思いました。

それから約3年間プロデューサーとして結婚式を作る側にいましたが、毎日のように泣いて笑って、お客様と一緒に人生を紐解きながら、仲間と一緒に最高の結婚式を作っている瞬間が本当に幸せだ、と思いながら毎日を生きています。
個人も法人も、「こんな人生を歩みたい」「こんな組織にしたい」という理想をヒアリングさせて頂き、そこに向かうプロセスを大切ににしてプロデュースさせて頂いています。

一人でも多くの人が、「この人生でよかった」と心が震えて泣ける瞬間をこの手で生み出したいというのが私の信念です。

それは私自身が存在意義を求め続けて、「私はこの人生にいてよかったのだろうか」と考え続けた私だからこそできるんじゃないかな、ということをCRAZY WEDDINGに出会って確信しました。お客様にとって、人生を祝うこと、人生を承認すること、人生って素晴らしいなって思えることを私から伝えていく。だからこそ、私自身がブランドになる生き方をしていこうと決めて、このCRAZYという場所で働いています。

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自分の理想をつかむために意志をもって信念を貫く

3)理想を形にするために必要なスキルとマインドセット

今日は「自分ブランド」という考え方に興味があって来た方もいらっしゃると思います。
私も始めからブランドになろうとも思っていなければ、こんな風にお話する側になるとも思っていませんでした。でも、やりたいことや自分の信念を貫いて、「明奈さんってそういう人だよね」って周りが認めてくれるまで徹底することが、自己ブランディングする上でとても大事なんじゃないかと思っています。

自分の理想を実現するために必要なマインドセットを私なりに紐解いて、
4つのポイントにまとめてきました。
一つ一つどういう背景があるかということをお伝えできればと思います。

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1. 誰よりも真剣に人生に向き合う
2. 徹底して振り返る
3. 譲れない信念を日々貫く
4. 計画的に日常を離れる時間をとる
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まず一つ目の“誰よりも真剣に人生に向き合う”というところです。
私の中で理想をつかむために何をしてきたかっていうと、
とにかく自分の人生に向き合い、今を懸命に生きてきたというのが私の最終結論でした。

今この瞬間を妥協なく生きる。
CRAZYの中で私ってどういう人ですかって聞くと9割くらいのメンバーが、「基準が高い」と言います。その基準って何かっていうと、私の中では自分が良しと思えることだと思っていて、誰が何と言おうと自分が納得できるか。
「私の基準は、私との約束」だと思っています。
自分自身がこれは素晴らしかったと思えなければ、それは基準を下回ったという風に思っていて、誰よりも今を懸命に生きて、今に最大限努力する、ということをやっています。

二つ目、“徹底して振り返る”については、私、振り返りが趣味なんですね。
振り返りしなかったらストレスがたまるくらい振り返りをする時間が一番幸せな時間って思っているのですが。どんなふうに振り返っていたかっていうと、まず理想を描くところから始めています。みなさんライフプランを描いていますか?私は新卒で入社した時から1年後3年後5年後10年後、こんな人生を歩んでいたいっていうのをライフプランに描いてきました。どんな仕事をしていて、どれくらい収入があって、どこに住んで、どんな人たちに囲まれているのか、どれくらい鮮明に書いていたかというと、27歳で国際結婚っていうのを22歳で描いていました。(笑)
別にそうだから叶ったっていうわけではないけれども、引き寄せは絶対にあるなって思っています。
それと毎年テーマを決めて今年はこんな人生にしよう、こんな風なスキルをつけよう、ということを年頭所感として宣言することをやっています。
「私はここに向かっていくのだ」という理想を描く。それを年末にちゃんと振り返る。
理想から振り返らないと、振り返りもただのダメなことを見つける時間になってしまう。だからみんな振り返りが嫌いで面白くないんじゃないかと思います。

大切なのは振り返りは自分を褒めるためにやる、ということ。
理想を描いて、どれくらい近づいたかを確かめる。タームとしては、日次、週次、月次、シーズンと、たくさん振り返っているのですが、日次でやっていたのは前職の時です。
毎日日報を書き続けていたのですが、日報って普通みんななんとなく書くじゃないですか。
でも私の中で日報はかなり目的を持ってやっていて、自分自身の内省と、業務報告、全社員に私ってこういうことをしています、ということを知ってもらえる機会として、普段目の届かない幹部の人たちにも私を見てもらえるように積極的に自己発信していました。

できたことを書き出して、自分を褒める。ぜひみなさんも、振り返りの時、できなかったことばっかり振り返るのはお勧めしないです。むしろ出来たことを振り返って、書き留めて自信貯金をして、「よしよし大丈夫進んでいる」って思うことが振り返りを続けるポイントです。

あとは、事実だけでなくその要因まで振り返ること。何故できなかったのか、それは自分自身の甘さなのか、もしくは協力を得られなかったことなのか。成功要因と失敗要因を書いて、何故できなかったのかという要因の振り返りにとても時間を掛けており、それを私は10年間続けています。とても泥臭いのですが、そういうものを蓄積していくと、私はこういう風にやってきたから大丈夫と思えるようになったなと思っていて、やることにより自信をつけていくという感覚です。

3つめのポイントは”譲れない信念を日々貫く”
皆さんの中で「自分の中の信念って何?」って聞かれたら何と答えますか?
私にも譲れない信念が沢山あります。
例えば、、「今日の在り方が明日の自分を作る」「憧れよりも共鳴の人生を」
これは、あの人みたいになりたいなって憧れられる存在よりも、あの人と一緒に何かしたいと思える人でありたいということです。

最後のポイントは、“計画的に日常を離れる時間をとる”
CRAZYにはGREAT JOURNEY制度というものがあります。これは1年を12か月働くというのは誰が決めたんだというところから入っていて、自分自身が人生において今休みが必要だと思ったら、無給なんですけれども休みをとれる制度です。

例えば、お子さんが生まれた男性は育休をとる人もいれば、自分の中で行きたかったところに行って学びの時間を取る人もいます。GREAT JOURNEYというものを使って自分の人生をどうデザインしていくのか、必要な休みを自分で取るっていうことなんですが、私は社内で一番この制度を利用しています。3年半で4回取っています。
先月のGREAT JOURNEY中もスカイプで参加したミーティングもありましたし、途中でコンセプトを考えた時もありました。休みと仕事を切り離すというよりは、人生の休みをどのように使うかは自分次第。責任は手放さない、けれども自由は得る、ということを立証したいと思って、私はこのGREAT JOURNEYを生かして、拠点をいくつも持ちながら働くプロデューサーという仕事の可能性を模索していきたいと思っています。

最後に。
理想に生きるってそんな簡単じゃないと思います。
でもそのために、自分の人生に真剣に向き合うというのが、理想を掴むために絶対必要なことです。「自分の人生をどう生きたいのか」を見つめ、理想のために私はこう生きるのだという意志をもって信念を貫く。
それがこれからの人生100年時代に必要な力なんじゃないかなって思います。

第二部講演 トークセッション

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猪熊:第2部の質疑応答セッションを始めます。ここからは、みなさんから頂いた質問をもとに進めたいと思います。
頂いた質問で一番多かったのは「自分の強みとか長所にどうやって気付くのか、自分の強みや長所を生かすためにやっていることは何かありますか?」

オア:自分の強みは、自分自身が心踊る瞬間をイメージしてあぶり出すことはよくやります。例えば、私は大きなプロジェクトをみんなで作っていくことが好き。強みは理想を描いてそこに人を巻き込んでいく求心力だと思っています。
あと人に聞くというのもよくやっています。メンバーとか上司に「私ってどんな人間ですか?」とか「私の強みって何だと思いますか?」というのを聞いて、客観的にもらった言葉に共通項があるなと思っているのでそこは一つポイントなのかな、と思いますね。

猪熊:みなさんから頂いている質問の中で、自分の信念をどう自分のものにするのかと。「自分から出てきたはずの信念なのですが、忙しいと忘れているってよくあると思います。それをどう自分に染みこませているのか、何かやっていることはありますか?」

オア:見返すことだと思います。少なくとも1ヶ月に1回ぐらいは見ていますね。例えば今年は「事業創造元年にしよう」と決めました。これまでのプロデュースする側から事業を作る側になろうと自分の中で決めたんですが、どうしてもこれまでの自分に引っ張られちゃうからそうなった時に私は事業家になるんだと書いた文章を月に1回振り返って、見直しています。
信念とかもそうなのですが、書いて終わりじゃなくて、それを見返したり、それを何度もみんなにシェアしたり発言したりっていうことが染み込ませるためには必要かなと。
あとはもう忘れちゃったら仕方ないかなと思っていて、忘れちゃってる内容はもしかしたらそんなに大事じゃないかもしれないし、だからどうしてもこれっていうのが自分の中に何度も残るものが生き残っていく。

猪熊:「コンセプトを作られる時にどういう風にお二人の人間性を共有するかはもちろん、どこからインプットしてきてアイデアを浮かべているのか。何かやり方とかあったりしますか?」

オア:本屋さんに行って本のタイトルはたくさん見ます。時代の流れがよくわかる。言葉をストックしたり、もちろん映画とかミュージカルを見たりとかもそうなんですけど、私は演劇とかショーなどからインスピレーションを得ることが多いです。でもイベントとかにいくと「こんな風に照明使うんだ」みたいなところも気になって、運営側の視点を持ちながら見たりしますね。
コンセプトについては、チームで一緒に作って最終的に仕上げているので、自分だけで作るってことはほとんどないです。本当にみんなで作り上げているので全社員が全コンセプトを知っているっていうのがうちの特徴。お客様が遊びにきてくださると「◯◯のコンセプトのおふたりですね」みたいな言葉が飛び交ってます。毎週結婚式が終わった週はウェディング自慢という時間を取っていて、今週末はこんな結婚式だったんだとプロデューサーが写真をみんなに見せて話しながら涙ぐんだりしてますよ。

猪熊:すごくいい会社ですね。100人ぐらいの規模になっても価値観の共有をしっかりやっているっていうのが、すごいなと思います。

オア:1番のポイントはライフプレゼンテーションがあること。採用プロセスの一番最後にやっていることで、全社員の前で「自分はこんな人生を生きる」ということを宣言するプレゼンをやります。これは今もやっているんですけど、この人はこんな価値観で、こういう夢があって、だからCRAZYでこんな意思を持って生きていくんだということを全社員が知っているので、そういう意味ではその人の人生背景を深く知って一緒に仕事をしている。それはとても大事だと思いますね。価値観がわかると、チームビルディングがしやすくなる。

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自分のことを受け止めてくれる人がいる安心感

猪熊:「周りの人の目を気にして自分を出せない。発信することを恐れてしまうのですが、最初の一歩を踏み出すためにはどうしたらいいでしょうか?」

オア:私がミスユニバースにチャレンジするときもまさにそういう葛藤だったんですよ。私がそんなチャレンジしてるなんて周りは微塵にも思ってなかったし、恥ずかしかったんですよね。1回目の時は内緒でやっていました。内緒でやって予選で落ちて全然ダメだった。中途半端にやったらダメなんだと思って、2回目の時は、「1週間ビューティーキャンプなので仕事を休んでチャレンジしたい」ということを上司に言って、それで休みをとらせてもらったんですけど、やっぱりどうしてもこれがしたいっていう理想と、恥ずかしさってあったりすると思うんです。でも意外と話したら周りは気にしていなかったり、そんなに私のことを見ていなかったり、逆に応援してくれたりするので勇気出してやってみたらいいと思います。

猪熊:私が友人として見ていて明奈さんが不安になっているところをあんまり見たことないんですけど、自分に自信がなくなってしまったり不安になったときに何を意識していますか?

オア:意外かもしれないですけど、私、CRAZY1泣き虫なんですね。それは自分の感情に正直だからだと思っていて、不安なことや自信をなくすことってしょっちゅう。でも「なんで落ち込んでるんだっけ」みたいなことはちゃんと自己分析してます。感情を味わい尽くしつつ理性的に考える。とことん泣いたり、とことん周りにすがったりするんだけど、でも自分は今ここで本当はこうしたいから悩んでるんだとか、理想が高いから叶わなかったんだなあとか、なぜ今この感情になっているんだろうかってことをちゃんと味わって考え尽くして曖昧にしておかない。落ち込んじゃったなという状態でずっといるっていうよりは、早くそこにけりをつけるために、なんでだったかと突き止めてやっていくと、落ち込みから上がるスピードが早まる。ずっと悩んでいるのは辛いので早めに起き上がるように自分を分析するっていうのはやっていますね。

猪熊:感情を出すってある意味素直さだと思うんですが、どういう風に手に入れていったんですかね。

オア:私は社会人3年目ぐらいから素直に感情を出せるようになってきました。自分の素をさらけ出しても受け止めてくれる人たちがいる、逆に彼らが素を出しても自分は受け止めるという心があるっていう人間関係がちゃんと出来上がっていたら感情って素直に出せると思います。素直に自分の感情を出せるとか自分の本音が出せる、自分の理想を恥ずかしがらずに伝えられる人に出会うっていうのも大事かもしれませんね。
あとは自分の中のこれを話したらオープンになれるっていうトピックやエピソードは持っていてもいいかもしれない。私の生い立ちの話、兄の死の話は、CRAZYに来るまで人に話したりはしてきませんでした。でもそういうパーソナルストーリーをオープンに話すと短時間で関係を築けたり、自分のことを知ってもらえるのに必要な気がします。

猪熊:「結婚の予定はあるんですが自分の人生設計の中で相手との人生の歩み方を合わせることが難しい気がしています。明奈さん、ご主人様との人生、仕事とプライベートの3つをどのようにバランスをとって人生設計をしているのでしょうか?」

オア:自分で言うのもなんですけど、私の旦那は仏だと思っていて、彼が背中を押してくれたから私はCRAZYに転職を決めたんですね。結婚式を準備する私の方がよっぽど楽しそう、好きなことをしたらいいじゃんということを彼が言ってくれたんですよ。
そのとき私は一人じゃないなと思って、どんなにのびのび好きなことをやっていても受け止めくれる人がいるという安心感が私の中ではすごく大きなポイントだった。
逆に私もお付き合いしている時に、彼がリストラにあったことがあったんです。ちょうど結婚する直前で、でもそのとき私も、「大丈夫、半年ぐらい私が稼ぐから大丈夫」みたいなことを自然と言った時があって、だから結局人生の中でいろんなことがあってお互いの大事な時にどう支え合うかってことがすごく大事だというふうに思っています。

猪熊:だからお互い大事にしているものをまずお互いに理解し合わないといけない。どういう人生でどういう仕事をしたいかとか、プライベートでどのぐらい二人の時間が欲しいのか、子育てにどんな理想を抱いているのかとか

オア:でもそれを話し合っている人ってすごく少ないと思うし、逆に難しいですよね。私もやっていなかった。それが難しいからCRAZY WEDDINGにらプロデューサーがいるんですよね。やっぱりお互いの価値観を知るのって、そういう機会がないと難しいことはわかっているので、だから第三者として私たちが介入してヒアリングすることで本音を出し合ってもらう。ヒアリングが終わった帰り道とかにすごく二人が仲良くなるんですよね。手を繋いで帰っている後ろ姿とかをみるとなんかちょっと嬉しいなと思っています。
私達にとってもお客様の人生を一緒に紐解いて、理想を描く幸せな時間です。